DSC_2702アケビに見えるかなと思い、一つ剥いてみました。これなんだかわかります?
朝食で食べたいただきものの、ポーポー(ポポー)の実。
黄色くてねっとりしていてとても甘い。木になるカスタードという別名も持つこれなんですが、完熟すると芳醇な香りが部屋中に。
ドリアンに近いのかも。
調べたら、バンレイシ科。
沖縄のお土産やさんとかで食べるアテモヤとか、シャネルNo5に使われていることで有名なイランイラン(花がスゴイ香りするらしい)とかの仲間みたい。
オランダドリアンというのがバンレイシ科らしい。栄養も豊富らしい。

ポポー(ポーポー)の栄養価と効用:旬の果物百科

ポポー(ポーポー)に含まれる主な有効成分とその効用や栄養成分量などを紹介します。ポポーは果物の中ではカリウムやミネラル、ビタミンCがを豊富に含まれています。

でも完熟するとすぐに黒くなってしまうので流通はほとんどされず、知る人ぞ知る果物です。

私がこの実を知ったのは、議員になってすぐ。
知人が九州から来た人に「寒河江からポーポーの実を買ってきてと頼まれたのですが、どこに行けば売っていますか?」と聞かれたそう。
そんな実を聞いた事も食べたこともなく、「有名ではないと思いますが、どこでそんな話を聞いたのですか?」と聞いたところ、「おじいちゃんに山形県寒河江市に行くと言ったら“寒河江に行くんだったらポーポーの実を買ってきてくれないか?昔行った時、そこらじゅうになっていたんだ。あれは美味しかったな〜”と言われたんです」との事。
ね?ストーリーある特産品になりそうでしょ?
でも扱いが難しくて輸送もできない事から、大規模に育てて一大産地にというのは難しそう(やっているところあるけど)。また香りが強すぎて、好みめっちゃわかれる食べ物です。苗木も高い。たぶんあまり流通していないからだな。
昔だと病気もせず、農薬もいらないことから寒河江に限らず庭の軒先によくあったそうです。たぶんその時代にその話に出てくるおじいさんは来たんだろうな〜

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