日曜朝に放送されている「所さんの目がテン」。
この番組限らず、見たい番組は録画して夕食やその後に見たりするのですが、一昨日は科学の力で荒れた土地を開拓するという「科学の里」の収穫祭の模様を放送しておりました。
そこで出てきたのが「柿」。
ナビゲーターが「先日食べたら甘かった。これは甘柿なので、皆さんでどうぞ」と、所さんをはじめ出演者が食べたところ、渋かった。
その時の解説では、専門家も見た目だけでは甘柿か渋柿か見分けることが困難だそうで、柿には甘柿と渋柿の他に、不完全甘柿と不完全渋柿があり、不完全甘柿は種が実ってくると渋さが抜ける柿なのだそう。
また品種もさることながら、気温や受粉の関係で甘柿になったり渋さが抜けず渋柿になったりするそう。
ちなみに甘柿の方が温度が必要なため、山形を含め北日本は寒いため、ほとんどが渋柿です。
そのため収穫後ヘタに焼酎をつけて袋に密封し、一週間程度経ってから食べます。最近だとドライアイスで渋を抜くやり方もありますね。
たまたまですが、今日頂いたのは、こちらでは珍しい甘柿。
この辺(ウチだけ?)では、品種を問わず甘柿を総じて「きざわし(木醂)」と言います。。
何でそう言うのだろうと調べたら、焼酎につけて渋を抜くことを「さわす(醂す)」と言うそうで、木で醂したよう甘くなるから「木醂(きざわし)」と言うようになったんでしょうね。初めて知りました。
このあたりで一般的に食べられる、焼酎につけて渋を抜く「平核無柿」(ひらたねなしがき・庄内柿や新潟のおけさ柿もこの平核無柿の一種)より大きくパリッとした食感で、硬いのが好きな家族に大人気です。
ちなみに平核無柿の最大の産地は山形だそうですよ。だからなじみがあるんですね〜。

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