よく「山形県はラーメン消費日本一」といわれます。
何度かブログでも書いているかと思いますが、これは”総務省「家計調査」の都道府県庁所在市及び政令指定都市”の数字の話(つまり山形県の代表として県庁所在地の山形市の数字と、他県の県庁所在地、および政令指定都市を比較しているので、厳密に言えば県平均とかではないから若干違う部分もあるかもしれない)。
年間1世帯当たりの中華そば(外食)の支出金額が、山形市は15,057円で日本一。全国平均5,764円のおよそ3倍もラーメンに使っています。
またタウンページに「ラーメン店」として登録されている店舗数は全国で35,330軒。人口10万人あたりにすると27.71軒なんですが、山形県は70.92軒とここでもトップ。こちらは10年以上トップなのだとか(中華そばはなぜか一度福島に抜かれたんですよね)
ちなみに2位は栃木県の51.86軒。およそ1.4倍の店舗数で、ラーメン外食費用、店舗数と、ぶっちぎりのラーメン王国と言えます。
私は「強さ」はきっちりと数字であらわし、こういう出典を明確に記載すべきだと思います。

さて、いつだったか忘れたのですが、5月に寒河江にオープンした「麺屋でん」に行ってきました。
場所は元双福で、お向かいに冷たい肉そばの名店「吉亭」、斜め向かいに「五一ラーメン」、信号渡ると昨年できたばかりの「豚骨ラーメン 一本道」という、麺超激戦区。その他にもここはバイパスからも近いので、かっぱ寿司や平禄寿司、ガスト、すき家などのチェーン店等もほど近い立地です。

山形県は10万人あたり70.92軒だそうなので、4万人の寒河江市なら人口規模からすると29軒ぐらいあるはず。
タウンページで検索したところ、寒河江市には「ラーメン店」で登録されているのが28軒。
新店舗の麺屋でんも入っていました。
うち1軒は廃業されているので実質27軒だけど、載せてないのかな?ラーメンメインのお店なのに出ていないのがあったし、ラーメンを出している中華屋さんはこれには入っていない。
そうなると、寒河江市は激戦区のような気もするけど、やっぱり山形県の平均ぐらいの店舗数って事になるかな?
でもね以前飲食店さんから「寒河江で飲食店やれるんなら、どこでもやれる。それぐらい寒河江は外食にシビア」って聞いたことがあります。
私はこう言ったグルメ的な情報は人を動かす一番の力がある情報だと思うので、ちょっと別な活動にはなりますが、情報発信もやっていきたいと思います。

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