今日卒展の1イベントとして芸工大で行われた「くまもとから元気を プロジェクト・くまモントーク」。
15時からのイベントなんですが、一般参加者(70人限定)は10時から配られる整理券が必要とのことで、9時過ぎから並びました。
さすがに70人はいませんが、それでももう列ができており、さすがくまモンという感じ。
無事チケットを受取り、時間があったので卒展を見てご飯を食べてから、くまモントークショー会場に戻りました。

「くまもとから元気を プロジェクト」くまモントークショーイベント
出演:くまモン、若杉久生氏(熊本県商工観光労働部 観光経済交流局くまもとブランド推進課ブランド推進班主幹)、小山薫堂(放送作家/企画構想学科教授、学科長)、軽部政治(企画構想学科教授)
という企画なのですが、会場はくまモン目当ての小さなお子様がいっぱい。
私はゆるキャラの育て方というか、どうやったらチェリンを今以上に活用できるかを学ぶため来たのですが、たぶんちょっと想像していたのと違うと思っていた親子連れはたくさんいたんじゃないかな?
そして新聞で「70人」と見て並んだ訳ですが、学生・一般問わずだったんです。
話を聞きたい人は、全員並ばなきゃいけなかったとは、かなり狭き門でしたね。早めに並んでよかったわ。
トークショーにて聞いてきたお話をせっかくなので書きますね(走り書きなのでちょっと抜けているけど)。
★くまモンが誕生した理由
・もともとは九州新幹線開業にて熊本をPRするために「くまもとサプライズ」というキャンペーンを実施。そのロゴを作る際に、オマケとして作られたのがくまモン(当然当時は2D)。今となっては偉大なオマケに。
・九州新幹線ができたときに「これで熊本に人が来る」という意見と「熊本から他県に人が流出してしまう」というプラスマイナス半々の反応だった。また鹿児島と競って関西でPRを主としていたが、関西の人から見れば、鹿児島だろうが熊本だろうが変わらない。だから「自分が」「熊本が」ではなく、他も一緒にの気持ちだった。
・女性に例えると「私美人でしょ?」と言う人は、男性はひいてしまう。他から「あの人ってきれいだよね」と言われると気になって近寄ってくる。
★そもそも観光ってなんだろう?これまでの観光キャンペーンってなんだったろう?
・これまでの観光キャンペーンは、厚化粧をした、どこか無理していいところを見せようとしている部分があった。この「くまもとサプライズ」は、価値あるものを再発見して、それをより多くの人に広めていこう(結果的に観光のPRに)というプロジェクト。地元に住んでいる人自身が今の日常が、価値あるものを発見してより豊かになるのが目的。地元にいい物がある→自分達が楽しむ→他に伝える。
★企画ってなんだろう?
・企画はバースデーパーティーのようなもの。自分を押しつけるのではなく、相手のことを考えて、何をすれば喜んでくれるかを考える事。

トークショーのあと、最後にくまモン登場。
動きやグッズ、体操など、さすが日本一のゆるキャラです。
モンバイザーと名刺をもらい、終了後企画構想学科の卒展にて朝日町の桃色ウサヒの本まで買ってしまった。

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