昨日行われた山形県の危機対策本部会議の結果について
山形県は8日、危機対策本部会議を開き、企業への休業・自粛(時短営業)要請を一部の業種を除いて11日に解除し、県立学校は18日から段階的に再開していく方針を決定した。
県は当面、休業・自粛要請や臨時休校を5月10日までと設定していたため、8日に新たな方針を決めた。
県内7000事業所を対象とする4月25日~5月10日の休業・自粛要請は原則解除するが、接待を伴う飲食店や全国でクラスター(感染者集団)が発生した業種の施設は14日まで継続する。解除する施設には徹底した感染防止対策を、パチンコ店には自主的な営業時間の短縮を要請する。
県立学校は11~15日、1人当たり3時間以内の登校日を週2回程度設け、時間割の準備などを行う再開への準備期間とする。18~22日を部分的再開前期、25日~6月5日を再開後期と位置付け、授業日や時間を3段階に分けて拡大していく。(引用ここまで)
現状を考えれば、そういう判断になると思っておりました。
感染(拡大)の可能性が無くなった訳ではないので、延長する・しないは賛否両論出る非常に難しい判断。
どちらの判断になっても、私は否定しません。
しかし、しかしだ。
他の東北5県は連休中に7日から解除、あるいは6月1日まで延長(福島県)を決めて発表しています。
連休開けて、しかも金曜夕方に「月曜からいいですよ」といわれても、土日休みの業者さんもあるので、食材発注など間に合わない手配できない場合もあります。実際知人のお店では「解除になるであろう」という見切り発車で発注していました。
飲食店さんをはじめとする対象業種の営業自粛も学校休校の延長も、どちらに決めても妥当だと思われる理由もあるし、たぶん皆さんその決定には従うつもりでいらっしゃったと思います。
だけど、どちらに決めるにせよ、その判断に伴うその後の動きを考えれば、金曜の夕方というタイミングはない。
連休中とは言わないまでも、せめて木曜日に出さないと月曜日には備えられないって。
そして寒河江市はこの県の判断を受けて11日に授業再開を判断するので、周囲4町がすでに方針を示しておりますが、やはり遅くなります。