前職が印刷会社勤務だったもので、非常に毎回楽しく読ませて頂いている GetNavi webのマンガ「今日も下版はできません」
※下版とは、クライアントからOKを頂いて、デザインデータを仕上げて実際に機械を廻す製版・印刷の工程に移る事を言います。
一昨日アップされたのがこちら
「今日も下版はできません」第25話
選挙ポスターは印刷会社の血と涙の結晶! 今回は衆院選の見方が変わる
今日も下版はできません! 第25話/選挙ポスターは印刷会社の血と涙の結晶! 今回は衆院選の見方が変わる | GetNavi web ゲットナビ
今週日曜日は衆議院総選挙。選挙戦で外せないものといえば、街頭演説と、選挙ポスターですよね。もちろん、これらのポスター印刷にも印刷会社は関係しています。今回は、…
詳しくはリンク先をご覧下さいませ。
今回の総選挙前のバタバタでは、全国各地の印刷会社でこう言う事起きたんだろうな〜って思います。
この中に「丈夫な紙」として「ユポ紙」が出てきますが、近年は裏面がシールになっている「ユポタック紙」が主流になっており、デザインでは「縦型ポスター・横に名前」が主流(以前は縦型ポスター・下に名前)。この方が、名前と顔の一致性が高いのだとか。
また、赤は情熱、黄色は元気、オレンジはチャレンジ(解放・開放)、緑は自然、青は清純(清涼)、ピンクは柔らか・優しい等という色にもイメージがあります。ただ、例えば緑は維新の党・希望の党とか、特定の政党の色にもなっているので、チョット違う場合もありますけどね。
ちなみに、選挙に使われるポスターの大きさはどの選挙でも「最大42cm×30cm以内(縦横問わない・ほぼA3の大きさ)」となっておりますが、今行われている衆議院選や参議院選、都道府県知事選挙の場合、個人演説会の告知ポスターを兼ねることで、最大で縦42cmx横40cmまで拡大できる事になっております。
なので、枠一杯の大きめのポスターをよ〜く見ると、「個人演説会 日時・場所」が書いてあるはずです。
ただし、記入できる場所があればいいという規定なので、実際には期日が書かれていなくても良いという、非常に不可解な法律ですけどね。選挙に関わる法律ってそんなのが多いような気がする。時代遅れだし、不可解な部分が多い。
いずれにせよ、そんな視点で今貼られているポスターを見てみるのも良いのではないでしょうか。