本日寒河江市内小中学校の卒業式・入学式の対応について市教育委員会や校長会で話し合いが行われ、「このように決定しました」という連絡を夕方頂きました。
しかし直後にこのニュース。
全国すべての小中高休校へ 首相表明、新型肺炎で3月2日から

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6352456?fbclid=IwAR195IWtFBPLdu1EbABWGMd2AibMndP1LdgfOaqw6tidan-tsvenDT_RElg

卒業式はどうするのか、そして前倒しになった場合学童保育の受け入れはどうするのか。
そもそも3月2日なら、平日はもう明日しかない。
現時点では市も県も突然の事で対応がまだ決まっておりませんので、わかり次第アップしたいと思います。

【学童保育の運営会長だった経験からパッと思い浮かんだこと】
私が昨年度運営会長だった寒河江中部小の放課後児童クラブ(わんぱくクラブ)を想定すると、こんな問題点がまず思いうかびました。
1、人数は小学校のクラスよりも多い
2、指導者が極端に疲弊する
3、運営費の圧迫
まず1に関しては、現在山形県は1学級上限33人。中部小の場合多い学年だと100名ちょっとなので4クラスとなり、1クラス30名未満。もちろん33名ギリギリのクラスもありますがね。
学童保育は「40名程度が望ましい(厚労省)」となっていますが、指導者や敷地の問題もあり常に40名オーバー。
単純に「人が1室に長時間集まる」意味では小学校よりリスクが高くなります。あくまでも罹患者がいれば、ですが。
2に関しては(慢性的な指導員不足は一旦置いておいて)、学童保育の場合、一番人手が必要なのは子どもが帰ってくる時間から親が迎えに来るまでの3〜4時間。なので、そこだけピンポイントで来て頂く指導員さんも少なくありません。
じゃあ「その方達に長時間勤務を御願いしたらいい」という話になると思いますが、家庭の事情や「扶養の範囲なら」ということで、長時間働けない方がほとんど。
つまり長期休業の場合、早番で来ることができる・長時間働くことができる特定の指導員の負担が非常に高くなります。
指導員さんもだいたい子育て中のママが多く、通常は子どもを出してから勤務ですが、長期休暇(今回の場合も含めて)は子ども達を受け入れるために自分の子どもよりも早く出なければいけない状態になります。なので念入りにシフトを組みます。
それが今回も急でなおかつ夏休みよりも長期となると、指導員さんの疲弊が極端に高まり持続できるのかが問題になると思われます。
そして3は上記理由により、人件費が増大するので運営が圧迫される事。学童保育は市から補助を頂いていますが、保護者の会費で運営されている民間施設です。
以上はパッと考えついた事で抜けがあるかも知れませんし、学童保育によっては違うとは思いますが、私はこれらを頭に入れて市の対応を御願いしたいと思います。

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